身体のケアが心のケアへとつながる
持病の悪化を放置して後悔…
現在休職中、心身のチューニングを少しずつ進めています。本日は持病の喘息治療に呼吸器内科に行きました。今回で2回目の通院(前に通っていた病院は状態が落ち着いていたため処方を1年分くらいまとめてもらったら、それがアダとなりかかりつけ対象外に^^;)。精神が不調だと免疫力にも悪影響が及ぶようで、休職直前は喘息発作がなかなかおさまりませんでした。通院開始してお薬を調整しなおすと発作もおさまって、喘息はだいぶ落ち着いてきました。呼吸の状態がもとに戻ったことで、夜間はだいぶ眠りやすくなり、精神の状態もやや落ち着きつつあるようです(もちろん波はありますが)。やっぱり身体も心も適切な治療とストレスリリースが大事ですね。(この記事も何かしていないと自分のしんどさに持っていかれそうな時に、文章を書いて逃しているというのもあります(笑))
前回精神を病んだときはあまり実感がなかったですが、今回は身体の不調もかなり精神の状態悪化に影響したようでした。1歳の息子からたびたび風邪をもらい、息子がなおった頃にひとりでこじらせて副鼻腔炎やら気管支炎やらになり、2ヶ月弱くらいずぅっと体調が悪く睡眠もままならなかったのです。すぐに風邪をもらうのは歳のせいもあるから仕方ないな…(T ^ T)と思ってましたが、こじらせても忙しくてなかなかちゃんと病院にも行けず…。時間がどんなに無くとも、優先的に病院には行った方が良かったと後悔しました。
精神と身体は密接につながっている
前回の記事にも記述したように、精神を崩したときは、身体を動かしたりどこかに行ったり、という行動療法がカギとなります。行動療法は精神を紛らわせるために動く、というのが主目的ではありますが、同時に身体の不調を直接取り除くのも大切だと思い知らされました。確かに体調が悪いとそれだけで精神を病む場合もあるくらいです。上司が以前に座れないくらい激しい腰痛が何ヶ月も続いて精神を少し病んだ(服薬しながら仕事できるレベル)という話をしていました。私の場合は気管支炎や喘息発作で夜寝にくいこともしばしばで、不眠症も相まってじわじわと精神を追い詰める要因となってしまいました。
もし精神的に健康な方でも、身体の不調を放置した場合、精神のバランスを崩すリスクを抱えることになる、ということをまずお伝えしたいと思います。そして、すでに精神的にしんどくなっている場合、精神科などにかかって適切なカウンセリングや服薬をおこなっても軽快しない身体の明らかな不調を伴っているときは(精神的アプローチを優先すべきかどうかは人によると思いますが)、なるべくそれ自体も治療する方向に動いてあげる(精神からくる症状です、と診断されてしまうことも中にはあると思いますが…。痛みに痛み止めがあるだけでも違うこともあります)。それだけでも、身体がかわれば精神もかわるので、精神的負担を取り除くには効果的なことではないかな、と今回のことで感じました。
精神的な不調のとき、精神と身体とを両輪でケアしていくのが大切ではないかと気づいたのでシェアさせて頂きました。あとはなるべく症状にあった専門の病院や当該科にかかること。適切な診断・治療を受けるために、科を選ぶこともとても大切だなと実感しました。どこの病院や科にかかればいいかわからない時は、いったんかかりつけ病院や近くの病院で相談などして、場合によっては紹介状を書いてもらうなどすることも有効ではないかなと思います。
ただ、精神的にしんどい時に病院に行くのも精一杯なのに、紹介状まで!?という時もあると思いますので、しんどい時は無理ない範囲で動くしかないと思います。理想はしんどくなる前に自分のために時間を作って動いておく、ということだと思いました。
どうか、自分のために身体と心を休めたりケアしたりすることを忘れないでください。皆さまがなるべく元気で幸せに日々を過ごせますように。